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RootNode
アイテム
カーネル空間におけるシステムコール粒度でのメモリ隔離
https://ipsj.ixsq.nii.ac.jp/records/225753
https://ipsj.ixsq.nii.ac.jp/records/225753404f090d-1c12-4378-ab59-c8a2d9031425
名前 / ファイル | ライセンス | アクション |
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![]()
2025年5月9日からダウンロード可能です。
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Copyright (c) 2023 by the Information Processing Society of Japan
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非会員:¥660, IPSJ:学会員:¥330, OS:会員:¥0, DLIB:会員:¥0 |
Item type | SIG Technical Reports(1) | |||||||||
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公開日 | 2023-05-09 | |||||||||
タイトル | ||||||||||
タイトル | カーネル空間におけるシステムコール粒度でのメモリ隔離 | |||||||||
言語 | ||||||||||
言語 | jpn | |||||||||
キーワード | ||||||||||
主題Scheme | Other | |||||||||
主題 | 保護 | |||||||||
資源タイプ | ||||||||||
資源タイプ識別子 | http://purl.org/coar/resource_type/c_18gh | |||||||||
資源タイプ | technical report | |||||||||
著者所属 | ||||||||||
東京農工大学 | ||||||||||
著者所属 | ||||||||||
東京農工大学 | ||||||||||
著者所属(英) | ||||||||||
en | ||||||||||
Tokyo University of Agriculture and Technology | ||||||||||
著者所属(英) | ||||||||||
en | ||||||||||
Tokyo University of Agriculture and Technology | ||||||||||
著者名 |
谷本, 陽祐
× 谷本, 陽祐
× 山田, 浩史
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論文抄録 | ||||||||||
内容記述タイプ | Other | |||||||||
内容記述 | オペレーティングシステム(OS)カーネルはシステムの根幹をなし,カーネルの障害はシステム全体に影響が及ぶ.一般的なモノリシックカーネルは単一のカーネル空間を持ち,あらゆるシステムコールは単一のメモリ空間を共有している.この問題点の一つとして,カーネル空間でメモリ破壊が発生した際に,カーネル全体に影響が伝播し,カーネルが未定義の動作を起こす可能性がある.しかしながら,現在も Linux や Windows など広く利用されているモノリシックカーネル OS において脆弱性の報告は跡を絶たず,バグ修正までの期間も要する.そこで本研究では,カーネルのメモリ破壊によるエラーの伝播の影響を小さくする手法を提案する.各システムコールが自身に許可されたメモリオブジェクトのみアクセスできるようアクセス制御を行い,不正なアクセスが生じた場合,ページフォルトを起こしてシステムコールの実行を停止させる.これによりカーネルのバグによる誤ったメモリアクセスが未然に阻止され,未定義の動作を防止することができる.本研究では単一のメモリ空間内の隔離(Isolation)に Intel MPK を用いて,提案手法を xv6 に実装し,そのすべてのシステムコールにアクセス制御を実現した.実験の結果,システムコールによる不正アクセスが生じたとき,ページフォルトが発生し実行を停止できた.また,xv6 のテストプログラムである usertests を実行したところ,全体の実行時間は従来の約 1.55 倍であった. | |||||||||
書誌レコードID | ||||||||||
収録物識別子タイプ | NCID | |||||||||
収録物識別子 | AN10444176 | |||||||||
書誌情報 |
研究報告システムソフトウェアとオペレーティング・システム(OS) 巻 2023-OS-159, 号 13, p. 1-15, 発行日 2023-05-09 |
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ISSN | ||||||||||
収録物識別子タイプ | ISSN | |||||||||
収録物識別子 | 2188-8795 | |||||||||
Notice | ||||||||||
SIG Technical Reports are nonrefereed and hence may later appear in any journals, conferences, symposia, etc. | ||||||||||
出版者 | ||||||||||
言語 | ja | |||||||||
出版者 | 情報処理学会 |