人工知能学会第二種研究会資料
Online ISSN : 2436-5556
研究用の計算機環境の保存と再利用に関する考察
桑田 喜隆石坂 徹横山 重俊合田 憲人
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2016 年 2016 巻 KSN-018 号 p. 08-

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抄録

論文の客観性の確保のため,研究者には研究論文のデータの正確性,及び論文のもととなった実験の再現性が求められる.仮想化技術を使うことで計算機環境を保存し,数年後に環境を再現し,再利用することが容易である.他方,ソフトウェアは日々更新されており,保存されている古い環境を後にそのまま利用することは,コード危殆化及び古いコードに含まれる不具合の観点から望ましくない.本研究では計算機環境を効率よく保存し,目的に応じて環境を再現する方法に関して比較検討を行い,アーカイブの指針を提案する.

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© 2016 著作者
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