2019 年 2019 巻 SWO-047 号 p. 09-
焼却処理をするためのごみ処理施設においては,クレーンを用いたごみの均質化及び燃焼炉へのごみの投入操作が通常行われている.近年,ごみの均質化のために,ごみクレーンの自動運転システムが研究されているが,現状は単純な動作を繰り返すのみで,昼間帯のように不定期なごみ搬入や事業系一般廃棄物への対応など細やかな対応をするには課題がある.本研究では,クレーン操作の判断において必要となる情報を収集し,ごみ処理施設を自動化するために必要なセンシング情報を整理する.