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市民参加 : そのパターンと政治的環境
https://ouj.repo.nii.ac.jp/records/7274
https://ouj.repo.nii.ac.jp/records/727480f04c34-9885-4e6f-9e62-6b0ab7bba834
名前 / ファイル | ライセンス | アクション |
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![]() |
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Item type | 紀要論文 / Departmental Bulletin Paper(1) | |||||
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公開日 | 2013-06-14 | |||||
タイトル | ||||||
タイトル | 市民参加 : そのパターンと政治的環境 | |||||
タイトル | ||||||
タイトル | Public Participation : Patterns and Political Environment | |||||
言語 | en | |||||
言語 | ||||||
言語 | eng | |||||
資源タイプ | ||||||
資源タイプ識別子 | http://purl.org/coar/resource_type/c_6501 | |||||
資源タイプ | departmental bulletin paper | |||||
著者 |
高橋, 和夫
× 高橋, 和夫× 田総, 恵子× Takahashi, Kazuo× Tabusa, Keiko |
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抄録 | ||||||
内容記述タイプ | Abstract | |||||
内容記述 | 本論では,ある国の政治参加のパターンは,参加者側の要因だけではなく,制度的要因にも大きく影響されるという仮説に基づき,日本の政治参加について考えてみる.特に考察の中心となるのは,市民運動のような新しい型の政治参加である. まず,最近の政治学の傾向である,日本政治の多元主義的評価を紹介し,その批判を試みる.ここでは,「非・政策決定」,権力の二面性という考え方を,批判の論拠とする.多元主義理論に対しては,既に政策決定の場に上った問題しか対象にせず,そこに到達する以前につぶされてしまった問題に関心を向けない,という反論がこれまでもなされてきた.また「非・政策決定」理論の方にも,実証のむずかしさという弱点がある. この弱点を矯正し,理論の実証性を高めるために,「制度による政治問題の選択,あるいは,よりわけ」という考え方が登場した.本論ではこの中でも特に,行政上の手続きにおける選択に注目して,実証分析を試みた.取り上げたのは原子力エネルギー問題である.原子力については,事故の危険性などから,不安を感じている国民の多いことが世論調査にも表れている.にもかかわらず,原子力を基軸エネルギーにしようとする政府の政策が変翼される気配はない.このギャップは,原子力政策が政治問題化していないことの表れであり,政治問題とならないのは,制度による選択が行われているからではないか,と考えて,原子力行政の問題点を指摘してみた. 最後に,そうした行政のあり方が反原子力を訴える運動の活動パターンに影響し,日本の場合,運動の政治的影響力を弱めていることに言及する,政治参加が制度的要因に左右されることの一つの例としたい. |
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書誌情報 |
放送大学研究年報 en : Journal of the University of the Air 巻 5, p. 65-80, 発行日 1988-03-30 |
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ISSN | ||||||
収録物識別子タイプ | ISSN | |||||
収録物識別子 | 0911-4505 | |||||
書誌レコードID | ||||||
収録物識別子タイプ | NCID | |||||
収録物識別子 | AN10019636 | |||||
著者版フラグ | ||||||
出版タイプ | VoR | |||||
出版タイプResource | http://purl.org/coar/version/c_970fb48d4fbd8a85 |
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Cite as
高橋, 和夫, 田総, 恵子, Takahashi, Kazuo, Tabusa, Keiko, 1988, Public Participation : Patterns and Political Environment: 65–80 p.
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