WEKO3
アイテム
{"_buckets": {"deposit": "262d5317-3535-4fa0-a923-f2978363ea25"}, "_deposit": {"created_by": 3, "id": "2120", "owners": [3], "pid": {"revision_id": 0, "type": "depid", "value": "2120"}, "status": "published"}, "_oai": {"id": "oai:uec.repo.nii.ac.jp:00002120", "sets": ["36"]}, "author_link": ["9544"], "control_number": "2120", "item_10006_date_granted_11": {"attribute_name": "学位授与年月日", "attribute_value_mlt": [{"subitem_dategranted": "2013-03-25"}]}, "item_10006_degree_grantor_9": {"attribute_name": "学位授与機関", "attribute_value_mlt": [{"subitem_degreegrantor": [{"subitem_degreegrantor_name": "電気通信大学"}]}]}, "item_10006_description_10": {"attribute_name": "学位授与年度", "attribute_value_mlt": [{"subitem_description": "2012", "subitem_description_type": "Other"}]}, "item_10006_description_7": {"attribute_name": "抄録", "attribute_value_mlt": [{"subitem_description": "GPUは,高性能計算分野において広く使用されている.2012年11月に発表されたスーパコンピュータのランキングであるTOP500では,1位にGPU搭載PCクラスタが,単位電力あたりの性能ランキングであるGreen500では,上位5件のうち3件がGPU搭載PCクラスタである.しかし,GPU搭載PCクラスタで動作するプログラムの開発には多大な労力を要する.具体的な問題として,GPU-GPU間の通信が挙げられる.GPU搭載PCクラスタで動作するプログラムは,GPU上の処理を記述するGPUコードと通信処理を行うCPUのコードで構成される.一般に,ノード間通信に利用するMPIはCPUコードに記述する必要があり,GPUコードには直接記述できない.従ってプログラマは,GPUコードとMPI処理を実行するCPUコード,さらに,GPU-CPU間のデータ授受の3種類のコードおよびデータ構造を管理しなければならない.そこで本研究では,GPU同士のデータ授受を見通しよく記述するために,MPIを埋め込み可能なGPUプログラミングフレームワーク\"FLAT\"を提案する.FLATはGPUコードにMPI関数を記述可能であるため,GPU間の通信で管理する必要があるのは,GPUコード内に記述する通信コードと転送対象のデータ構造のみである.従って,プログラミングコストを軽減することができる.GPUコードに埋め込まれたMPIは,コンパイル時にCPUでのMPI処理の要求に変換され,CPU上のランタイムルーチンによって適切に実行される.NVIDIAC1060を搭載したPCクラスタを用いて,FLATを用いた実装とMPI関数を明示的にCPUコードに記述した通常のプログラミング手法による実装とを比較した.その結果GPUコードの計算粒度が粗粒度の場合,FLATを用いた実装の性能低下率は3%以下であり,実行性能で遜色ない結果が得られた.", "subitem_description_type": "Abstract"}]}, "item_10006_text_22": {"attribute_name": "専攻", "attribute_value_mlt": [{"subitem_text_value": "情報ネットワークシステム学専攻"}]}, "item_creator": {"attribute_name": "著者", "attribute_type": "creator", "attribute_value_mlt": [{"creatorNames": [{"creatorName": "島, 圭吾", "creatorNameLang": "ja"}, {"creatorName": "シマ, ケイゴ", "creatorNameLang": "ja-Kana"}, {"creatorName": "Shima, Keigo", "creatorNameLang": "en"}], "nameIdentifiers": [{"nameIdentifier": "9544", "nameIdentifierScheme": "WEKO"}]}]}, "item_files": {"attribute_name": "ファイル情報", "attribute_type": "file", "attribute_value_mlt": [{"accessrole": "open_date", "date": [{"dateType": "Available", "dateValue": "2016-09-20"}], "displaytype": "detail", "download_preview_message": "", "file_order": 0, "filename": "1152019.pdf", "filesize": [{"value": "1.3 MB"}], "format": "application/pdf", "future_date_message": "", "is_thumbnail": false, "licensetype": "license_free", "mimetype": "application/pdf", "size": 1300000.0, "url": {"label": "1152019.pdf", "url": "https://uec.repo.nii.ac.jp/record/2120/files/1152019.pdf"}, "version_id": "898e53c2-7c3a-44dd-9dcf-d188e3b8eb16"}]}, "item_language": {"attribute_name": "言語", "attribute_value_mlt": [{"subitem_language": "jpn"}]}, "item_resource_type": {"attribute_name": "資源タイプ", "attribute_value_mlt": [{"resourcetype": "thesis", "resourceuri": "http://purl.org/coar/resource_type/c_46ec"}]}, "item_title": "FLAT: MPIを埋め込み可能なGPUプログラミングフレームワーク", "item_titles": {"attribute_name": "タイトル", "attribute_value_mlt": [{"subitem_title": "FLAT: MPIを埋め込み可能なGPUプログラミングフレームワーク", "subitem_title_language": "ja"}]}, "item_type_id": "10006", "owner": "3", "path": ["36"], "permalink_uri": "https://uec.repo.nii.ac.jp/records/2120", "pubdate": {"attribute_name": "PubDate", "attribute_value": "2013-03-25"}, "publish_date": "2013-03-25", "publish_status": "0", "recid": "2120", "relation": {}, "relation_version_is_last": true, "title": ["FLAT: MPIを埋め込み可能なGPUプログラミングフレームワーク"], "weko_shared_id": -1}
FLAT: MPIを埋め込み可能なGPUプログラミングフレームワーク
https://uec.repo.nii.ac.jp/records/2120
https://uec.repo.nii.ac.jp/records/2120d2ddb897-e4bc-4ad2-82e9-1c76d4d3fe0b
名前 / ファイル | ライセンス | アクション |
---|---|---|
1152019.pdf (1.3 MB)
|
|
Item type | 学位論文 / Thesis or Dissertation(1) | |||||
---|---|---|---|---|---|---|
公開日 | 2013-03-25 | |||||
タイトル | ||||||
言語 | ja | |||||
タイトル | FLAT: MPIを埋め込み可能なGPUプログラミングフレームワーク | |||||
言語 | ||||||
言語 | jpn | |||||
資源タイプ | ||||||
資源タイプ識別子 | http://purl.org/coar/resource_type/c_46ec | |||||
資源タイプ | thesis | |||||
著者 |
島, 圭吾
× 島, 圭吾 |
|||||
抄録 | ||||||
内容記述タイプ | Abstract | |||||
内容記述 | GPUは,高性能計算分野において広く使用されている.2012年11月に発表されたスーパコンピュータのランキングであるTOP500では,1位にGPU搭載PCクラスタが,単位電力あたりの性能ランキングであるGreen500では,上位5件のうち3件がGPU搭載PCクラスタである.しかし,GPU搭載PCクラスタで動作するプログラムの開発には多大な労力を要する.具体的な問題として,GPU-GPU間の通信が挙げられる.GPU搭載PCクラスタで動作するプログラムは,GPU上の処理を記述するGPUコードと通信処理を行うCPUのコードで構成される.一般に,ノード間通信に利用するMPIはCPUコードに記述する必要があり,GPUコードには直接記述できない.従ってプログラマは,GPUコードとMPI処理を実行するCPUコード,さらに,GPU-CPU間のデータ授受の3種類のコードおよびデータ構造を管理しなければならない.そこで本研究では,GPU同士のデータ授受を見通しよく記述するために,MPIを埋め込み可能なGPUプログラミングフレームワーク"FLAT"を提案する.FLATはGPUコードにMPI関数を記述可能であるため,GPU間の通信で管理する必要があるのは,GPUコード内に記述する通信コードと転送対象のデータ構造のみである.従って,プログラミングコストを軽減することができる.GPUコードに埋め込まれたMPIは,コンパイル時にCPUでのMPI処理の要求に変換され,CPU上のランタイムルーチンによって適切に実行される.NVIDIAC1060を搭載したPCクラスタを用いて,FLATを用いた実装とMPI関数を明示的にCPUコードに記述した通常のプログラミング手法による実装とを比較した.その結果GPUコードの計算粒度が粗粒度の場合,FLATを用いた実装の性能低下率は3%以下であり,実行性能で遜色ない結果が得られた. | |||||
学位授与機関 | ||||||
学位授与機関名 | 電気通信大学 | |||||
学位授与年度 | ||||||
内容記述タイプ | Other | |||||
内容記述 | 2012 | |||||
学位授与年月日 | ||||||
学位授与年月日 | 2013-03-25 | |||||
専攻 | ||||||
情報ネットワークシステム学専攻 |