キヌアは栽培植物か? : アンデス産雑穀の栽培化に関する一試論

Toukura, Yuji; 藤倉, 雄司; Hongo, Akio; 本江, 昭夫; 山本, 紀夫

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キヌアは栽培植物か? : アンデス産雑穀の栽培化に関する一試論

https://obihiro.repo.nii.ac.jp/records/651

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kianu.pdf (598.3 kB)

Item type

学術雑誌論文 / Journal Article(1)

公開日

2012-04-25

タイトル

キヌアは栽培植物か? : アンデス産雑穀の栽培化に関する一試論

言語

jpn

キーワード

言語

主題Scheme

Other

主題

キヌア

キーワード

言語

主題Scheme

Other

主題

カニワ

キーワード

言語

主題Scheme

Other

主題

随伴雑草

キーワード

言語

主題Scheme

Other

主題

サポニン

キーワード

言語

主題Scheme

Other

主題

毒抜き

資源タイプ

資源タイプ識別子

http://purl.org/coar/resource_type/c_6501

資源タイプ

journal article

著者

藤倉, 雄司

en	Toukura, Yuji
ja	藤倉, 雄司

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本江, 昭夫

en	Hongo, Akio
ja	本江, 昭夫

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山本, 紀夫

抄録

内容記述タイプ

Abstract

内容記述

キヌア（Chenopodium quinoa)およびカニワ（Ch. pallidicaule)は，アカザ科に属する一年性の雑穀でアンデス高地を中心として古くから栽培されてきた。これらの雑穀は，種子の表面に植物毒のサポニンをもっており，強い苦味成分のため毒妓きしなければ食用とならないが、一部地方ではキヌアの耕地に見られる随伴雑草も毒抜きして利用されている。一般に植物毒は栽培化の過程で失われる傾向があるが、キヌアがこうした特徴を維持しているのは，サポニンが動物からの食害を防ぐ役割を果たしているこどが示唆された。一方、キヌアもカニワも，野生植物の特徴であるとされる種子の脱落性をもち，この点でもこれらの雑穀は野生種の特徴を依然として有している。これは，キヌアやカニワがアンデス高地で重要な食用となってきた根菜類の陰で，その重要性が低いため十分に栽培化が進まなかったからであると考えられる。

言語

内容記述

内容記述タイプ

Other

内容記述

山本紀夫編「ドメスティケーション : その民族生物学的研究」

言語

書誌情報

ja : 国立民族学博物館調査報告
en : Senri Ethnological Reports

巻 84, p. 225-244, 発行日 2009

出版者

国立民族学博物館

言語

ISSN

収録物識別子タイプ

PISSN

収録物識別子

13406787

書誌レコードID

収録物識別子タイプ

NCID

収録物識別子

AA11751099

権利

言語

権利情報

国立民族学博物館

フォーマット

内容記述タイプ

Other

内容記述

application/pdf

著者版フラグ

出版タイプ

VoR

出版タイプResource

http://purl.org/coar/version/c_970fb48d4fbd8a85

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2023-05-15 16:47:24.590794

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藤倉, 雄司, 本江, 昭夫, 山本, 紀夫, 2009, キヌアは栽培植物か? : アンデス産雑穀の栽培化に関する一試論: 国立民族学博物館, 225–244 p.

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